ついに買ってしまった。
スノーボード!
板、バインディング、ブーツ、その他小物。。。
21年ぶりに買い揃えました。
去年、長男が一人でリフトに乗れるようになったのを見て、いつかこうなるであろうと予感。
安物を探し続けていましたが、結果的に高額なものになってしまいました。(汗)
ただし、衝動買いではありません。
まあいいか買いです。
まあいいか買いとは、
安いものを探し続けてたが妥当だと思えるものが見つからず、いい加減に探し疲れて、こうなったらもう高いやつでもまあいいか、という一種の妥協です。
衝動買いみたいに、現物に一目惚れして理性よりも物欲(本能)の赴くままに買う、とは違います。
ちゃんと打算の上の買い物です。
予定よりも高額になったのは共通していますがね。
今回の出費額、計76470円 (lll ̄□ ̄ウッ!)
改めて見るとこの金額、僕にはまあまあキツいボディブローです。(汗)
一般的に、新品で買い揃えた場合、金額だけ見ればこれは平均値内と言えるでしょう。
しかし僕の場合、
ワンシーズン2回ぐらいしか行かないスキー場に、ましてやこの先、上達どころか年齢的に朽ちていくだけの僕にはどう考えても豚に真珠。(汗)
独身ならまだしも、年々上がり続けるボウズら2人の養育費を考えると、本来ならこんなところでこんな出費をしている場合ではない。
しかし、考えようによっては、
下手に安物の中古に手を出せば、余計な悩みと手間、出費に気を揉むかもしれない。
それなら、最初から高くても新品にしといた方が精神的にも良いと判断しました。
なので、後悔はありません。
むしろスッキリした、という清々しい気持ちです。
僕の場合は、対象がスノーボード用品でしたが、何かを買うことにフンパツするかどうかと悩んでいるそこのアナタ!
これを読んで、衝動買いとまではいかなくても、まあいいか買いしちゃっても良いのでは?(笑)
もくじ
スノーボード板・バイン・ブーツ購入記
購入品紹介と購入店の印象
赤の他人が買ったものに興味は無いと思いますが、さらりとご紹介します。(どうしても言いたいんだな)
BOARD
- ブランド:ROME SDS
- 製品名:CHEAP TRICK AT
- 形状種別:Wキャンバー
- ボード長:153cm
- モリスポ税込価格:39900円(61600円)
バインディング
- ブランド:FLOW
- 製品名:FIVE FUSION
- モリスポ税込価格:18000円(35200円)
ブーツ
その他小物
- ボードケース
- リーシュコード
- デッキパッド
計76470円
今回買ったお店はモリスポです。
モリスポとは、関西を中心に展開している有名なスキー、スノーボード用品のチェーン店です。
詳しくはコチラ → モリヤマスポーツ
モリスポのセールを利用して、おトクに買うことができました。
ネットで買えばもっと安く手に入れられるかもしれないが、
- スタッフのアドバイス
- 現物確認
- 試着
- 取付メンテ込みで引き渡し
などなど、
僕みたいな一般人にこれらは必須なので店頭購入はマストです。
よって、お店とスタッフの良し悪しに大きく左右されます。
モリスポで買ったのは初めてですが、とても良いお店でした。
品揃えも豊富でスタッフの対応も良く、アドバイスも的確だった印象。
それを選んだ理由と購入に至るまで
店内に入ってすぐスタッフに声をかけた。
5~6万で板、バイン、ブーツを見繕ってほしいと願い出た。
スタッフは快く引き受けてくれた。
さあ、楽しい楽しいパーツ選びの始まりだ。
ショッピングは選んでいる時が一番楽しかったりする。
ブーツ選び
最初はブーツ選びから。
まず、足のサイズを計測してもらう。
人間の足は一概に長さだけではなく、幅、甲高など、それぞれ個性がある。
計測の結果、スタッフがその形に合うであろうブーツを紹介、試着する流れである。
この辺は普通のスポーツシューズ選びと大差はないが、僕が警戒していたのはくるぶしの締め付け。
さすがにくるぶしの計測は無いので、履いてみないと分からない。(笑)
スキー場のレンタルブーツはくるぶしが痛いのなんの。(汗)
そのため、くるぶしの快適性を重視していました。
スタッフが紹介してくれたのはHEADとK2のブーツ。
おお!どちらもくるぶしが痛くない!
どちらも快適な履き心地。
これなら長時間履き続けてもそんなに苦ではない。
ちょっと感動ものだった。
それにこのブーツの締め方はどうだ。
紐じゃなくてワイヤーだ。
このダイヤルを操作するだけで締めたり緩めたりが簡単にできる。
全く力を必要としない。
なんて画期的なシステムなんだ。(驚)
BOAシステムというらしい。
こんな便利なものが今は当たり前に普及しているのか・・・スバラシイ。
ワシャ、完全に時代遅れの人間ですな。
K2の方が2000円安かったが、僅かにHEADの方が快適だったのでそれに決めた。
製品名:SPADE BOA
バインディング選び
次にバインディング選び。
先ほどHEADのブーツを選んだので、同ブランドのストラップ型バインディングを薦められた。
ちょうどこのバインディングが安売りしていたからであろう。
それに、同ブランドなだけに相性もバツグンなのだ。
11000円のものと13000円のものを薦めてきたが、高いほうのバインディングはバックルが金色だったりと、装飾にやや秀でていた。
しかし、僕はどちらも選ばなかった。
僕が今回、バインディングに望むもの・・・それはブーツとバインディングの脱着スピードです。
スノーボードは基本、リフトに降りた後、ブーツとバインディングを着けるため座れるスペースを探し、そこまでスケーティングして、よっこらしょっと座って作業する。
んで、人の往来を見計らって、よっこいしょっと起き上がって、誰ともぶつからないように気を使いながら進んでコースにインする。
この一連の動作が非常に煩わしいのだ。
16年前、あの頃はもう慣れたもんで、座らずに立ったままスケーティングしながら着けることもしばしばあったが100%ではない。地形と混み具合に左右される。
ストラップ型バインディングである以上、限界は知れている。
これからの僕のスノーボードライフは基本、スキーをする長男と一緒に行動するためバインディングに時間をかけたくないのだ。
そこでスタッフに相談し、薦められたのがクイックエントリー型バインディングだった。
これはハイバックが後ろに倒れることで、後ろからズボッとブーツを入れ込むことができる。
んで、ハイバックを起こしてハイ終わり、という超高速脱着方式。
トゥストラップとアンクルストラップに触るのは最初だけで、再び触ることはない。
ほほう、こんなものまであるのか。
たまげたわ。
スキー場においてリフトに乗る時、ハイバックが立った状態だとスタッフにハイバックを倒せと注意を受ける。
このバインディングはハイバックを後ろに倒すわけだが、前だろうが後ろだろうが立ってなければ良いみたいで、注意されることは無いという。
このバインディングはFLOWというブランドのもの。
ブーツとは違うブランドになってしまうが脱着に影響はない。
ただし、このバインディングは5000円ぐらい値が上がる。
・・・うーむ。
僕が躊躇しているのは価格差ではない。
経験のないものに手を出すことだ。
小慣れたストラップ型の方が無難だと思うが、ここは一つ、冒険することに決めた。
というわけで、
このクイックエントリー型バインディングに決定。
製品名:FIVE FUSION
BOARD選び
一般的に、BOARD長さの目安として、身長マイナス15cm~20cmと言われてます。
僕の身長は176cmです。
が、僕は153cmを買いました。
身長マイナス23cmなので、一般的に見ればかなり短い板をチョイスしたことになります。
理由は、短い方がトリックしやすいからです。
セッティング仕様はこちら。
- スタンス:レギュラー
- スタンス:55cm
- 角度:前18°/後-9°
形状種別はWキャンバーをチョイス。
別名、ハイブリッドキャンバーと呼ばれる。
板は形状も様々で、どういうスタイルで滑るかによって選択肢が分かれる。
詳しくはコチラ。
・・・と、偉そうに言ってますが、
そんなに種類があるのを知ったのは最近です。(笑)
僕がまともにスノーボードをしていたのは16年も前のことですが、そんなにたくさん種類があるなんて全然知りませんでした。
その時に僕が持っていた板の形状はなんだったんだろうか・・・。
たぶんベーシックなキャンバーな気がする。
今回、板を買う流れとしては、スタッフに自分の身長と滑りたいスタイルを伝えて、それに見合った板をスタッフに幾つか紹介してもらい、その中からチョイスします。
自分が滑りたいスタイルはフリーライド、グラトリ、キッカーのみ。
パークなんて絶対に嫌。そんなんやったら確実に骨折してしまう。(汗)
が、このWキャンバー形状はパークにも対応できる。
絶対にしないけどね。
そう意味ではロッカー形状でもいいかなと思ったが、カービングが難しいとの事なので敬遠した。
板は3つほど紹介されたが、その中でも一番高いものを選んだ。
ROME SDSというブランド。アメリカ発祥らしい。
理由はまず、この板のデザインが気に入ったこと。
そしてこの板は左右の真ん中にカーボンが埋め込まれていること。
それによってトリックの際、大きな反発力が得られるとの事。
本当に実感できるかどうかは疑問だが、本当だとしたら楽しそうなのでこれにしました。
技術の未熟さを道具でカバーする作戦です。(笑)
製品名:CHEAP TRICK AT
その他小物
まず、ボードを入れるケース。
埃がかぶらないよう保管するため必須です。
ペラペラの安物ですが、これで十分です。
リーシュコード。
足とバインディングを繋ぐもの。
これも必須ですね。
デッキバッド。
スケーティングの際に必要な滑り止めです。
ユニークなデッキパッドがいろいろとありますが、ここは特にひねらず、定番のものを買いました。
分割可能なデッキパッドなので、ボードを引き取り後、自分で切って都合の良いように貼りました。
レンタルのボードにはデッキパッドが付いてなかったのでちょっと怖かった。(汗)
もうそんな思いをしなくて済むぜ。
ブーツケースは無料。
お店のサービスでいただいた。
他にもいろいろと物入りだろうけど、今回はとりあえずここでストップです。
かれこれ1時間ぐらい経っている。
実はこの買い物、長男とサイクリングついでに寄っているので、長男をずうっと待たせているんです。(汗)
僕はまだ物色したかったが、さすがに長男にこれ以上付き合わせるのは可哀そうなのでやめ。
一通り精算してカード払いで購入。
あれだけ高い方のものをチョイスすれば、5~6万で収まるわけがない。(笑)
キャッシュレス決済のポイント還元に感謝だ。
商品の引き渡しは翌日とした。
無料で板にワックスを塗ってくれるサービスも付いているので、それを施した状態で受け取るためです。
ああ~、買っちまったぜー。
このスペックと金額、もはや長男の付き添い滑りでは収まらないな。(汗)
早く滑りに行きたい。