えらいことになってます、コロナ。

感染者数最多を日々更新してますが、ここまで一気に上昇するのは壮絶です。

 

11月22日の時点でこのような統計です。(yahooより引用)

凄い感染者数ですね。死者数も2000近い。

さすがに引きます。

 

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地域別では、東京、大阪、北海道が際立って酷い。

次いで愛知、神奈川、埼玉、千葉、兵庫。

 

東京は人口密度が高いだけに感染者数も広がりますわな。

特に移動手段が公共交通機関に傾倒すればするほど感染者数も比例するでしょう。

東京に隣接する神奈川、埼玉、千葉はその飛び火を受けていますね。

 

最もヤバいのは大阪。

人口比率で比較すれば東京を余裕で超える感染率です。

 

愛知県も深刻な数です。

東京と大阪に挟まれた主要都市なので、余計に人の出入りが盛んになります。

 

北海道も悲惨。

僕としても憧れの観光地だけにとても残念です。

 

というように、日本は再びコロナ旋風が吹き荒れています。

僕ごときがどうこう言ったところでどうにもなりませんが、先行き不透明なだけにいろいろと思うところを主観ですが述べてみたいと思います。

コロナ感染最多!急増の原因はなに?

なぜ一気にここまで増えたのか?

PCR検査数が増えただの、未発表だった感染者数が表に出ただけだの、いろいろと言われてますが、とどのつまりの要因は

  1. GO TOキャンペーン(トラベル、イートなど)
  2. 国民一人一人の気のゆるみ
  3. 外国人の入国開始

大きくこの3つかなと思ってます。

それでもGO TOキャンペーンは重要

景気回復の対策として政府が打ち出したGO TOキャンペーン。

主に以下の4つを指します。

  1.  Go To Travel キャンペーン
  2.  Go To Eat キャンペーン
  3.  Go To Event キャンペーン
  4. Go To 商店街 キャンペーン

コロナによって落ち込んだ観光業、飲食業などを活性化させるのが目的。

これらにかかる金額のうち何割かを国が負担することで国民にお得感をアピール。

その割安さをエサに、国民にいろんなところでお金を使ってもらい、引いては日本の経済を回す仕組みです。

 

このGO TOの経済効果は抜群で、尻上がりに効果を発揮しました。

GO TOの恩恵にあずかった人は、そのお得感からリピートした人も多いでしょう。

かくいう僕もUSJでその恩恵を受けました。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に行ってきた!

 

USJでもGO TO USJ 1デイ・パスと称した割引チケットが発売されました。

GO TOイートも日増しに利用者が増え、おかげでGO TOの財源は予想以上のスピードで無くなりつつあります。

 

このようにGO TOフィーバーな日本ですが、ここへきて感染者数が一気に急上昇。

頭をはたかれた感じです。

 

感染者数の増加要因にGO TOが拍車をかけているのは間違いないですが、やっぱりこうなったか、と誰もが思ったところでしょう。

GO TOの中止、もしくは縮小などの声が日増しに高くなり、頭の固かった政府もここへきてGO TO見直しを考え始めた。

 

いつの世にも政策には賛成派と反対派はつきものです。

GO TOも然り。

 

僕は基本的にGO TO賛成派です。

あくまで「基本的に」なので、程度にもよります。

 

僕はただのサラリーマンで、高齢者の面倒を見なければならない環境下ではないし、医療関係者にも繋がりはない。家族も基本的に健康。

だから賛成派なんですが、こんな僕の環境下でも感染が広がれば、当然、生活に困り事や不便な面が多くなります。

しかし、自粛ばかりしてても日本経済は落ち込むだけ。

 

いろんな会社や店が赤字を抱えれば、当然、社員の給料や雇用にも影響が出る。

引いては我が家の所得が下がったり、ましてや人員削減のため会社を解雇されたりしたらシャレになりません。

独り身ならそれでも何とかなりますが、子供たちの養育費まで、となると明日の食い扶持すら闇の中です。

 

逆にGO TO反対派は主に医療関係者かな。

感染が広がれば大勢のPCR検査、治療の対応にパンクする。

病院はクラスターが発生しやすい状況になり、病院内にいる人は誰であろうと感染しやすくなる。

すると患者が倍増する。

医療従事者自身にも感染する。

 

特に看護婦の負担がハンパないでしょう。

看護婦自身が感染したら仕事はできなくなり、その分、他の看護婦へ負担が増える。

負担がキツければ退職する人も増え、病院から看護婦はいなくなり、病院はいずれ機能しなくなる。

看護婦自身も明日からどうやって食べていこうか路頭に迷う。

 

看護婦の重要性というのを改めて認識させられます。

 

医療崩壊は国の存亡に関わるし、経済が停滞しても国の存亡に関わる。

 

経済をとれば医療が崩壊し、医療をとれば経済が崩壊する。

悪魔のシーソーゲームです。

 

完璧なワクチンが出来るまで、うまくバランスをとって回していくしか手がありません。

国民の気のゆるみ

世の中の感染者数が減ると油断し、増えると警戒する。

人間とはこういうもんですが、それでもブレずにキチンと徹底しながらGO TOを活用してきた人も中にはいるでしょう。

 

そういう人たちからすれば、今回のGO TO停止案はやり場のない怒りがあるかもしれません。

特に店側からすればGO TOの有無は死活問題なので、ちゃんと徹底していた、という意識は強い分、残念でならないでしょう。

 

たいていの人は、今日は嫌な事があっても明日は違う、と希望を抱いて日々を生きているものだ。

感染者数が減る方向が続けば、人は希望を抱き、何かの拍子でコロナは収束しつつある、と思いたくなる。

それが油断を誘い、清潔性と3密防止が甘くなり今回の事態を招いた、かもしれません。

 

僕自身も人の事は言えません。

感染には至っておりませんが、軽く風邪を引きました。

これは油断以外の何物でもありません。

 

発熱は無く、喉の痛みと鼻づまり、たまに出る軽い咳。

病院行って風邪薬を貰って3日で治りました。

普通であれば取るに足らん不調です。

 

が、このコロナ禍、周囲に対して非常にデリケートな問題となります。

特に咳。これは周囲の人に誤解と嫌悪感を与えがちです。

 

幸い、この連休中に発症し、完治まで至ったので事なきを得ましたが、これがもし勤務中だとしたら周囲は内心、白い目で見てることだろうと思います。(汗)

 

僕が行った街医者も、コロナに対して非常に徹底した対応をとっていました。

問診表は人がいる待合室ではなく、玄関で書いてくれとの事。

 

そして、僕みたいな風邪っぽい症状の患者に対しては医務室で診察しない。

広間の待合室を隔離して、そこが医務室として使用される。

そこでポツンと待たされ、そこに完璧に顔をガードされた院長だけが来て、距離を取りながら恐る恐る診察するという状況。

無論、僕は、口の中を診てもらう時以外は終始マスク着用。

 

貰った薬も、なるべく病院に足を運んでほしくないからか、こんな軽微な風邪症状で抗生剤までいただけた。

もし、これで症状が良くならず再診する場合は、来る前に電話してくださいとの事。

 

ホント、病院は大変だな、と思いましたが、同時に感心もしました。

できる範囲の事を丁寧に完璧にこなそうとしています。

逆に、ここまでする病院だからこそ信頼できるというものです。

 

この風邪のお陰で、少しだけだが病院の厳しい現実を知ることができました。

今一度ピシッと自身の健康に気をつけねば、という気持ちになった。

 

GO TOを活用しても、感染どころか体調不良一つしなかった人は大勢いるでしょう。

しかし、その結果は油断を生む。

油断は感染を誘う。

 

手洗い、消毒、マスク、三密回避は、己の油断との戦いです。

外国人の入国

政府は限定的に外国人の入国受け入れを開始しています。

感染者の急上昇とこれが無関係とはちょっと言い難い。

 

国民的には、開国はまだ時期尚早では?という気がしていたでしょう。

が、政府としては来年の五輪開催に向けてのテストを兼ねて、探り探り開始した。

そしてその一か月後にこんな惨状です。

 

まあ逆に、このまま来年五輪を開催すれば感染はこの比じゃないぞ、という警鐘とも取れます。

そういう意味では、外国人の受け入れをテストしといて良かったかもしれません。

 

やはり、ワクチン無しで五輪開催はリスクが高すぎる気がします。

まとめ

それにしても厳しい。

このままいけば第3波として緊急事態宣言が出てしまう。

 

個人的な事で申し訳ないが、再来月のスキー旅行が危うくなる。(汗)

あれこれ道具も揃えたので、絶対に無駄にしたくないっす。

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特にこの冬のスキー場の経営は修羅場でしょう。

ただでさえ日本は雪不足傾向で経営が厳しいスキー場。

コロナのせいで客足が鈍くなる上に、さらにインバウンド(訪日外国人観光客)効果も無いので、閉鎖するスキー場が続々増えそうな予感。

 

僕がスキー場に行く行かないに関係なく、日本のスキー場は一つでも多く存続してほしい。

 

今、日本の観光業界はかつてないほどの苦境。

GO TO効果のお陰で少しずつ持ち直しつつあっただけに残念極まりない。

 

観光、旅行が生きていく上でいかに重要で、人生の豊かさに大きく影響していたのか、改めて思い知らされたコロナ旋風。

 

ワクチンが出来つつあると言っても、事後の経過観察まで至っていない。

どういう後遺症があるのか、人によってどんな相性があるのか不明点だらけ。

それを打つことによって、逆にどんなリスクが発するのか?

もしかしたら、感染したほうがマシって場合も無きにしも非ず。(汗)

 

感染しても自分が無症状ならそれで良し、てわけにもいきません。

自分を伝って誰かに伝染する以上、それが愛すべき人に被害をもたらせば苦悩する事になる。

感染しなくても風評被害という攻撃を受けるかもしれない。

 

まったくもって嫌な世の中です。

 

スーッと何事も無かったかのように収束してほしいわ。